急に寒くなったので ー ナポリのプレセーピオ

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急に寒くなったので、昨日の夜から、なぜかクリスマス気分になってきました。

クリスマスと言えば、ナポリのスカッパナポリにあるサン・グレゴリオ・アルメーノ通りの賑わいを思い出します。

 

通りにはプレセーピオの店と工房が建ち並び、年がら年中楽しげな雰囲気がありますが、クリスマスが近づいて来ると、プレセーピオを買いに来る客が増えて、活気づきます。
12月に入ると、週末はその通りだけでなく、周辺の道が、前に進めないほど混雑します。

日本の参拝客の多い神社仏閣の初詣の賑わいみたいな感じです。

プレセーピオはキリスト誕生の場面のジオラマです。
人形や家具や色々な道具を配置して作ります。
ドールハウスみたいなものでしょうか。

この写真は、去年の11月の終わりに行った時に撮ったもので、背景の部分とか、色々な部品(水車小屋や井戸等々)が並んでいます。
いつも見るだけですが、でも師走の頃にナポリにいると、ついついここに足が向いてしまいます。

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ナポリのメトロ

ナポリの地下鉄はこれまでもアートでしたが、ますますますますのようです。

こんな記事がありました。

南イタリアの1日の時間の流れ

前にも何回も書いてると思いますが、マテーラの(たぶん南イタリアはどこでもそうかもしれません)1日は二部制です。
13〜17時くらいの長い昼休みをはさんでの二部制です。
この生活リズムに合わせるのはむずかしいです。

 

朝は結構動き出すのは早くて、8時とか8時半に仕事が始まると思います。
晩ご飯は21時以降で、晩ご飯が終って後片付けをすると23時ぐらいです。皆それからわりとすぐ寝てしまうのではないかと思います。

primo pomeriggio(プリモ・ポメリッジョ)というのは「早い午後」という意味だと思いますが、昼食を終えてからの大体15時、15時半頃のことです。
この時間帯を理解するのにはなかなか時間がかかりました。
primo(=第一の、最初の方の)、pomeriggio(=午後)という言葉から、「午後イチ」と考えて、13時頃と思ってしまい、「じゃあ、明日のプリモ・ポメリッジョに会いましょう。電話します」など、相手の言っている大まかな時間をいつも誤解してしまい、ひとりでじたばたすることが度々ありました。

tardo pomeriggio(タルド・ポメリッジョ)は訳すと「遅い午後」です。
日本だと15時くらいの感じですが、マテーラでは17時くらいからでしょうか。1日二部制の二部が始まった頃です。

商店も13時頃から17時頃まで長い昼休みを取り、二部の営業は17時から20時または21時頃までです。
この二部の時間帯は、普通に仕事の待ち合わせ時間として相手から指定されます。「21時にどこそこで待ち合わせて打ち合わせをしましょう」と言うのも時々あります。
日本だと、晩ご飯を食べてくつろいでいる時間ですが。

昼休みには死んだようになっている町も、二部が始まると活気づきます。
イタリア名物散歩する人々と、立ち話する人、買い物など用事があって動いている人々等がたくさん行き交います。道路も渋滞しています。
日が長い季節は19時頃はアペリティーボ(食前酒)を楽しむ人でバールが賑わいます。
季節を問わず、映画やコンサート、芝居は21時を過ぎてから開演します。
映画などの後、平日は映画館の前で少し立ち話をして家に帰って速攻で床につくようですが、週末だとイタリア名物の散歩が始まり、その後バールで軽くお酒を飲んで夜中までお喋りしたりします。

長い昼休みを皆がどのように使っているのか観察していると、ゆったりとお昼ごはんを食べ、その後くつろいだり、少し昼寝をしたり、洗濯掃除などの家事をしたりなどのようです。

この長い昼休みの時間帯が、日本の夜のくつろぎ時間に相当するようにも見えます。したがって、昼休みを現地の習慣に合わせてくつろぎの時間として使うと、問題なく日々が送れると思うのですが、日本の習慣のままさっさと昼ご飯を済ませ普通に働いていると、日を追う毎にだんだん疲労が溜まって行くことになります(ような気がします)。
私はいつもそうやって疲労をためてしまいます。

なんで今日こんなことを書いたかというと、さっきマテーラの写真を探してる時に、「えっ?!これらのことを同じ1日にしたのか?」という、多彩なことをこなしている日があるのを見つけたので、なぜそんなことができたのか思い出していて、南イタリアの1日の流れについて考えてしまったのでした。

南イタリアのマイナーな町

先日ある旅人の方からメールをいただき、ガイドブックの「地球の歩き方」が話題に出ました。

そう言えば私は長いことあのガイドブックを見たことがないなと思い、久しぶりに本屋で手に取ってみて、内容が変わっているのに驚きました(’09〜’10版)。

カラブリア州のコセンツァやカタンツァーロ(州庁所在地)が紹介されていません!

私の持っているc02〜’03 版には載っています。

マイナーな場所が紹介されなくなるのは寂しいですね〜。

カラブリア州で紹介されていたのはレッジョ・ディ・カラーブリアとトロペアだけでした。

レッジョ・ディ・カラーブリアの細長ーい海岸から望む対岸のシチリアと、目の前の海は、ずっと見てても飽きないほど美しく、国立博物館の所蔵品はすばらしいですが、まぁそんなもんです。他にこれと言って見るものがないと言うか…。

細い道が入り組む中世の旧市街の残るコセンツァや、尾根に町を作ったのかなと思う不思議なカタンツァーロ、ロクリから山へ登って行くと、ジェラーチェという中世のとてもかわいい集落もあります(ここはイタリアの最も美しい村のひとつに入ってるらしいです)。

たぶんもっと他にも見どころはあると思うのですが、そんなカラブリアの町や村のことも載せてくれればいいのに〜、と思いますが、レッジョ・ディ・カラーブリアとトロペアだけというのは残念です。

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コセンツァの旧市街。天気が悪く、人通りも少なかった元旦です。

ナポリが変わった!

ナポリは1年ぶりです。

中央駅の前の広場の地下鉄工事はまだ終っておらず、ごちゃごちゃしたままです。
駅舎の改装も続いているようです。
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が、ナポリはすごく変化してました。
まず、中央駅に大型書店のフェルトリネッリがオープンしてました。
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そして駅の地下が広がっていて、これから店舗が増えて行きそうです。
テルミニ駅を縮小したような感じです。
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有料のトイレも完備。料金は50centesimiでローマより安いです。
なぜか、ドライヤー完備。
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駅前の広場には、地下に降りるこんな階段もできてました。
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駅周辺の物売りの数も減ったようで、屋台が整然と並んでいました。napoli_centrale_5
コルソ・ガリバルディのノラーナ門周辺の、ゴミを並べている、または置いているだけに見えた(失礼!)物売りの風景も、なくなっていました。
それらしき物を大きなカゴに入れて運んでいる人々とはすれ違ったので、どこか場所を変えて営業中なのかもしれません。
門の前は工事中でした。
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駅前の少し北側のごちゃごちゃした所も、以前よりきれいになった気がしました。
少し驚いたのは、この通りには中国人が経営する店ばかりが並んでいたことです。
チャイナタウンかここはという感じでした。
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